第４回 if文，四則演算ちょっと難しい問題

内容

4-1. if文ちょっと難しい問題
4-2. 四則演算ちょっと難しい問題

このドキュメントは http://icrus.org/c_language_beginers_course/ 上にあります.

4-1. if文ちょっと難しい問題

［課題４－１］

if・else文のまとめです．

次のプログラムのａ，ｂ，ｃはいくつになるでしょう．コンパイル・実行するとともに，自分の頭の中で流れをつかんで，とうしてそのような値になるかをじっくり考えて理解して下さい．

［プログラム例４－１］


1: #include <stdio.h>

2: void main(void){

3:     int a=4, b=6, c=8;

4:

5:     if( a*b+c>=a*b-c ){

6:         a=0;

7:         b=1;

8:         if( b-1!=5 ){

9:             a=3;

10:            b=2;

12:        }else

13:            a=b=8-c;

14:    }else

15:        b=3;

16:

17:    if(a*b==6){

18:        a=a*b;

19:        b=a*c;

20:    }

21:

22:    printf( "a=%d b=%d c=%d\n", a, b, c );

23:    getchar();

24: }

３行目→変数は宣言と同時に初期化することが可能です．
８～１３行目→ｉｆ文・ｅｌｓｅ文がいれこになっています．
１３行目→単文のときは一対の{}は省略できます．
１３行目→変数a,bに同時に8-cの計算結果を代入しています．
２０～行目→elseの処理が不要なときは，else句とその後の処理ブロックが省略できます．

［結果４－１］

コンパイル・実行すると，画面に次のように出力されます．

a=6 b=48 c=8

その後，リターンキーを押すとプログラムは終了します．

［問題４－１］

おつかれさまでした．以上，第４回はif・else文のまとめでした．